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    第166回 芥川賞・直木賞 受賞作品決定

    2022.01.20

    第166回 芥川龍之介賞・直木三十五賞の受賞作が決定しました。受賞おめでとうございます

    第166回 芥川龍之介賞

    砂川文次【ブラックボックス】(講談社)

    ■内容紹介■
    ずっと遠くに行きたかった。
    今も行きたいと思っている。

    自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
    自衛隊を辞め、いまは自転車便メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。
    昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。
    張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。

    気鋭の実力派作家、新境地の傑作。

    ■書籍情報■
    出版社: 講談社
    ISBN:9784065273654
    価格:1,705円 (本体 1,550円+税)
    発売日:2022年1月26日発売予定

    第166回 直木三十五賞

    今村翔吾【塞王の楯】(集英社)

    ■内容紹介■
    どんな攻めをも、はね返す石垣。
    どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
    「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!

    越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。
    幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。
    匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。
    匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。
    両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。

    秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。
    一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。
    「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。

    大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。

    ■書籍情報■
    出版社: 集英社
    ISBN:9784087717310
    価格:2,200円(本体2,000円+税)
    発売日:2021年10月26日

    米澤穂信【黒牢城】(KADOKAWA)


    ■内容紹介■
    本能寺の変より四年前、天正六年の冬。
    織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。
    動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。


    事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。
    『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。

    ■書籍情報■
    出版社: KADOKAWA
    ISBN:9784041113936
    価格:1,760円(本体1,600円+税)
    発売日:2021年6月2日

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