第174回 芥川賞・直木賞 受賞作品決定
第174回 芥川龍之介賞・直木三十五賞の受賞作が決定しました。
受賞おめでとうございます!

第174回 芥川龍之介賞
鳥山まこと「時の家」(講談社)
■内容紹介■
青年は描く。その家の床を、柱を、天井を、
タイルを、壁を、そこに刻まれた記憶を。
目を凝らせば無数の細部が浮かび、
手をかざせば塗り重ねられた厚みが胸を突く。
ある家に暮らしていた三代の住人たちの
存在の名残を、愛おしむように編み上げた感動作。
■書籍情報■
ISBN:9784065412275
価格:2,090円(税込)
発売日:2025年10月23日
畠山丑雄「叫び」(新潮社)
■内容紹介■
早野ひかるは「先生」に打ちのめされ、銅鐸と土地の来歴を学び始める。
ここではかつて罌粟栽培と阿片製造が盛んで、満州に渡って「陛下への花束」を編み、
紀元2600年記念万博を楽しみにしていた青年がいた。
いつしか昭和と令和はつながり、封印されていた声が溢れ出す。
大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説。
■書籍情報■
ISBN:9784103567516
価格:1,870円(税込)
発売日:2026年1月14日

第174回 直木三十五賞
嶋津輝「カフェーの帰り道」(東京創元社)
■内容紹介■
東京・上野の片隅にある、あまり流行(はや)っていない「カフェー西行」。
食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。
竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。
彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。
大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。
■書籍情報■
ISBN:9784488029364
価格:1,870円(税込)
発売日:2025年11月14日