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    文教堂限定復刊:Re文庫「壁の男」

    貫井徳郎の傑作「壁の男」がRe文庫で復刊!!

     復刊を願った文教堂スタッフのコメント 
    『私は貫井さんの作品を読んで書店員になりました!』

    大学生の時に貫井さんの慟哭に出会い、読み終えた時に受けた衝撃は今でも忘れません。
    その私がこうして貫井さんの壁の男の復刊に携われた事に運命的な物を感じます。
    この作品は主人公の壁の男がなぜ町中に絵を書き続けるか?という話です。
    1章で受ける印象とがらりと変わる2章の展開。
    時系列もバラバラに話は進みますがそれにも意味があります。
    途中に感じる違和感にも意味があります。
    最終章の事を思い出すだけで今でも胸がいっぱいになります。
    壁の男はもちろん実存しませんが、いつか栃木まで絵を見に行きたいです。
    壁の男が頑張ってるなら自分も頑張ろうと生きる活力が湧いてくる、そんな作品だと思います。


    ■ 商品情報 ■
    壁の男
    出版社:文藝春秋
    著者:貫井徳郎
    本体価格:1,140円+税
    ISBN:9784166305001

    販売開始日:2025年11月27日以降順次
    ※地域によって販売開始日が異なる場合がございます。

    ■ あらすじ ■

    読了後に感動が待ち受ける、男の半生と隠された真実

    北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。
    そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。
    彼はなぜ絵を描き続けるのか――。
    だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。

    抑制された語り口ながら、読了後に感動が待ち受ける傑作長編。

    「Re文庫」とは

    書店の「この本を読者に届けたい!」という思いを込めて、
    品切れ重版未定の商品の中から、書店員が自ら選んだ「売りたい本」を冊数限定で復刊販売する
    大日本印刷(DNP)のプロジェクト「Re文庫」です。

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